【燃費の誇大偽装】ヒュンダイ 1車種もなかった! 総額410億円を顧客に支払いへ [ニュース・経済]
韓国ヒュンダイモーターとその子会社のキアモーターズが、米国で販売する新車の燃費を誇張していたとして、顧客から提訴されていた裁判。
この裁判で、顧客との和解が成立した。
この問題は、2012年11月に発覚。
ヒュンダイとキアは米国市場において、
高速燃費が40マイル/ガロン(約17km/リットル)と大々的に宣伝し、
競合車に対する燃費の優位性をアピールしてきた。
しかし、その根拠となる燃費データが誤りで、実際の燃費はそれよりも低いことが判明。
米国EPA(環境保護局)の勧告を受けて訂正した燃費では、
40マイル/ガロンに届くモデルは1車種もなかった。
両社が燃費を誇張していたのは、
2011-2013年モデルの所有者が対象で、現代自は60万台、起亜自は30万台に対応する。
(ヒュンダイ8車種、キア5車種の合計13車種、およそ90万台が該当する。)
両社は表示していた燃費性能の水増し分について、
デビットカードの配布を通じて顧客に補償するプログラムを明らかにしているが、
同プログラムよりも一括での支払いを選択する消費者の人数によって、
支払いの金額が変わってくるという。
消費者を欺いた燃費誇張の代償は、大きかったですね~。
日本では、今年の10月ごろから高級ホテルを中心に、ホテルやレストランでのメニューの記載と
本当の原材料とが異なる表示が偽装されていたわけですが、
連日、赤信号みんなで渡れば怖くない!状態でしたよね・・・。
「食品表示偽装と集団訴訟」
消費者問題特別委員会で 今までは、消費者一人ひとりが請求する必要があったのが(一人あたりの損害額が小さいため、泣き寝入り状態)それが集団訴訟を提起できる「消費者団体」が多数の消費者に代わって訴訟をまとめて遂行できるようになるようになるらしい。
(参考:衆議院議員 三 谷 英 弘のブログより )